その影響もあって、先日日本に帰ったとき、古いカメラを引っ張り出してきた。
日本では、トイカメラがブームらしく、本屋の一角にガイド本と合わせて特設の売り場が設置されていた。そこで、子供のころ使っていたオモチャのカメラを思い出した。
PRINCEと名の入ったカメラは、シャッタースピードは固定(50分の1位らしい)かバルブ、絞りは”晴れ”か”曇り”の2設定。ピントは固定焦点。
オモチャのカメラではあるが、金属の部品も使っていて、結構カメラらしい格好をしている。
白黒フィルムを入れてとってみた。
さらに、最近白黒フィルムに慣れていそうな現像所も少ないので、自分で現像することを考えていたら、「ダークレス」という富士フィルムの出している、暗室要らずの現像キットがあることを知ったので、それも試してみた。ダークレスによる現像は、初回の挑戦にもかかわらず、ほとんど失敗無くできた。
(ダークレスについてはグーグルで検索すれば、コツを紹介したページがいくつもある。:今回は、フィルムの端は出して折り返しておき、洗浄剤とドライウェルを使った)
これは、日本で。(コンピューター上でコントラストを少し強調)
安くて美味しい、タイの食堂。30年以上もまえの風景のようだ。
なんとなく、ボケた感じが懐かしくもあり、新鮮でもある。
父が、私が生まれる前から持っていたCANON7も借りてきて、清掃に出している。それが戻ってきたら、また白黒フィルムでとるのが楽しみである。
ところで,今日のタイの政治情勢は硬直状態で,街の様子はいつものまま。しかし,昨夜は反政府デモに同調した大学生たちのグループに対する発砲事件が起きた。野次馬根性をだして,デモの近くにいってはいけない。