タイに住んでみると

現在はタイを離れているので,タイに居た経験から考えたことなどを時々書いています。また,タイに行く機会があれば生の情報もアップしたいと思います。

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ガリヤニ王女の葬儀

バンコクの雨季は終わりで、快適な季節が来たかと思ったが、そう甘くは無かった。日曜日は、再び蒸し暑く、朝から雲がかかり夕方には強い夕立があった。ぶり返しの蒸し暑さは体に応え、日曜はテニスの後すっかりバテて昼寝となってしまった。

さて、週末からタイのプミポン国王の姉のガリヤニ王女の葬儀が行われている。土曜日はその中でも最も盛大に行われる火葬の儀式が執り行われた。王宮前広場には特設の斎場が造られ、出棺し斎場までの道のりは、いったいどれだけの人数がいるのか、伝統的、儀式的な衣装の壮大な列が続いた。

この様子はタイのテレビ全チャンネルで同時中継された、映像もアナウンスも共同放映だったが、1チャンネルだけ英語で解説が放送された。さて、この英語放送が、悲しい葬儀を伝えるようなものでは無いのであった。儀式なのですべてがゆっくりと動いていくので、一つ一つの過程の意味を説明しても時間は余ってしまう。そこで、いろいろとその他の説明が入るのだが、中でも印象に残ったのは何度も葬儀について[This spectacular Event]と繰り返していたことである。葬儀はタイの豊かな伝統文化を体現するものとして、観光プロモーションが行われていたのである。特設の斎場も美しい見事なもので、1ヶ月ほどで(日を言っていたが、忘れてしまった)撤去されるので、それまでにタイに来る人は見逃さないように、などと宣伝していた。

この葬列が移動する際、周囲は一般の立ち入りが制限されていたが、午後には広場周辺に一般の立ち入りが許され、主要な駅やバスターミナルから無料バスも運行され、市民が集まった。
それで、友人たちと出かけた。葬儀以前からなんとなく感じていたが、この葬儀は悲しい、暗い葬儀というのではなく、何か国の大きなイベントであり、お祭りのようなのである。楽しむというと語弊があるが、この機会に皆で何かを催したり、バンコクに出てきたりするきっかけになっている。普段ばらばらなタイ人にとってそういう機会は重要なのであろう。

会場に出かけてみると、黒服で埋め尽くされた王宮周辺には、食べ物、飲み物の屋台が出て、王女の肖像の入った団扇や切手を売る便乗商売から、果てはドラエモンの風船まであり、まるで縁日のようであった。

輪廻転生を強く信じるためか、タイの人が人の死について、それを受け入れて吹っ切るのは、日本人に比べると早いように感じる。ガリヤニ王女が亡くなったのは今年1月のことなので、だいぶ時間も経過している。それにしても、という気もするが、実際にその場にいると、これでよいのだと思った。やっぱり不思議なタイである。

フィルムカメラで写真を撮ったので、うまく取れたものがあれば後日。





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葬儀辞典

葬儀に関する情報を提供しています。
宣伝失礼しました。

kai | URL | 2008年11月18日(Tue)14:13 [EDIT]


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