タイに住んでみると

現在はタイを離れているので,タイに居た経験から考えたことなどを時々書いています。また,タイに行く機会があれば生の情報もアップしたいと思います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

選挙 or 占拠

相変わらず,一日に一度はタイの情勢を見ようとウェブサイトを開いている。

ついこの間まで居たから気になるだけでなく,これから先の仕事の予定にも大きく関わるのである。

デモのエスカレートを防ぐことには後手にまわったアピシット政権だが,民主主義を主張する資格などない赤服の暴力的な様子が何度も表にさらされ,政権を後押しする声も強くなった。そこで,どういう計算や裏交渉があったかわからないが,ともかく平和的にデモも議会も,選挙によって(占拠ではない)出直すという提案を出し,事態は前に進みそうに見えた。これまで,天の一声や力での制圧がなければ,大きな政治的混乱が収まらなかったタイで,このような形でことが前に進むなら,これからのタイにとって大きな意味をもつのではとも思い,すこし期待もした。

しかし,といおうか,やっぱり,といおうか。
まず,政治家について恩赦を適用して,現在選挙に出られない人を戻そうという話が出てきた,これには現政権の政治家のなかで問題になる人が多いので,現政権側を守ろうという意図でもあるらしい。いずれにしても,それでは,まったく旧態然とした政治家の争いで,選挙が終われば,また元の政治抗争の世界が出来上がるだけになりそうだ。

そして,それよりも前に,こんどはまた,あの黄色服が動き出しそうで,議会の解散を含む案自体を強く否定している。困ったことに,この黄色服は自分たちがタクシン追い出しに成功したのが,自分達の価値観が多くの国民に支持されているか,あるいはもっと尊大に,「我々が導くべき」であると信じているのである。
あの頃,バンコクにいて感じた空気は,強権化を進め,私腹を肥やすタクシンの横暴さに,タクシン追放を支持する人が多かったことで,それで,黄色服のデモが容認されていたということ。タクシン追放の結果を支持する人は多くても,空港を占拠したことと,それによる負の影響はトラウマというくらいすぐに想像する悪い出来事になっている。

他人の言うことには,全く耳を貸さず,話し合って折衷案に落とす気の全くない人たちが,他人の迷惑を顧みずに,民主主義を名乗り,あちらこちらに居座っている。赤服も黄服も似たものどうし。

しかし,どうにかこの事態を,これまでにあったような「リセット」ボタンを押すことなしで乗り越えてほしい。
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。