タイに住んでみると

現在はタイを離れているので,タイに居た経験から考えたことなどを時々書いています。また,タイに行く機会があれば生の情報もアップしたいと思います。

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事態の悪化するバンコクのこと考える

事態が収まる気配はなく,どんどん悪くなっているようだ。

日に何度もニュースのページを開けては,溜息をつく。

今年の夏に予定していた,タイでの行事はキャンセル。延期しても予測がつきにくいので,今年はタイ以外の国を選ぶことになりそう。タイから新しい職場に来て,タイとのつながりで,期待されていた部分もあるはずなので,私の立場にもマイナスの影響だ(これは深刻なほどの影響ではないが)。

つい1月半ほど前まで住んでいた地区も,戦闘状態の地区にほぼ掛ってしまった。馴染みの建物が背景に黒煙が上がる様子が映し出されている。騒乱の様子は,一部の場所をクローズアップしてより激しく見せていることは知っているが,馴染み場所があちこちでひどい事態になっている。

宿泊客が地下へ避難する騒ぎになったホテルは,数ヶ月前に仕事で重要なイベントを開いた場所だ。タイの食材で,日本でも美味しい店といえるほどの和食を出してくれるシーロム・タニヤあたりの店はどうしているのだろう。よくかよったパブのバンドのメンバーもステージで地道に稼ぐしかないだろうに,どうしているだろう。友人,知人の安否はそれほど心配しなくても大丈夫とは思うのだが,私がバンコクにいる間には経験しなかった緊張を感じているだろう。

タイでは人の命は安い。たぶん,その人の持っているお金やそれを稼ぐ力,権力にもよるかもしれない。ともかく,庶民の命は安い。安く扱われる。
35人の死者。大変な数字といえば,大変な数字。しかし,タイ正月の数日間で300人以上,数年前まで500人以上 の交通事故者がでても,対策はろくにとられてこなかった。
自分の利益の為に背後で市民を煽る連中からすると,市民の命はタダ同然に安いはずだ。政府を非難するために,人の死を利用するだけ。もし,本当に命を重いと感じれば,小さな子供や母親まで危険な場所にとどまらせるはずがない。
軍隊がどれだけ実弾を使っているかわからないが,タイの場合,国軍は実質政府の命令系統で,厳密に動くわけではなく,政府の方針通り動くかどうか分からない。撃ち殺されたって不思議はない。

タイ人自身が認識し恐れる,「意地になりだすと一歩も引けない,そして切れると凶暴性をむき出しにする」という性格が丸だしになったような状態だ。「ほほえみの国」タイで,いろいろな「笑顔」が発達したのは,こういう事態を避け,緊張状態を避けるための「社会の知恵」なのだという話を何度も聞いた。
アピシットは,一度引く構えを見せた。赤服幹部もそれに応じる様子を見せた。しかし,赤服の過激派は引かないと主張した。どちらが,その邪魔な過激派の少将を狙撃したのかは分からないが,過激派少将の排除も,もう手遅れだ。ほかの国から見れば,あの少将は難癖を付けて身柄を拘束する手が有ったと思うのだが,狙撃するしか手はなかったのか。邪魔者は居なくなっても,火種はくすぶるばかりだ。

一部に,バンコクは報道されるような危険な場所ではないとウェブサイトで言っている人もいる。現在,実際にバンコクにいるわけではないが,今の状況はいつバンコクのあちらこちらが,本当に危険な状況になってもおかしくないと考えるべきだ。今までと違うのは,重火器を持った連中がかなり動きまわっていること。これだけ追い込まれて残っているデモのグループには暴れたい連中が多くいること。略奪,破壊行為が出始めていることはその証拠だろう。とらえた兵士を射殺したという事件も起こっている。
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