タイに住んでみると

現在はタイを離れているので,タイに居た経験から考えたことなどを時々書いています。また,タイに行く機会があれば生の情報もアップしたいと思います。

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強制排除は完了しても,事態はむしろ悪く

ついに,ようやくだろうか,赤服デモの強制排除が行われた。
今日は,ついにtwitterまで覗いて,事態の推移を見ずにいられなかった。

現在,ヤフーには楽観的な見出しが載っているが,事態はむしろ反対のようだ。
あちこちで,散らばった赤服暴徒がデパートやテレビ局まで放火して回っている。
警察や消防など機能していない。消火しようとする市民も暴徒に襲われたという情報もあるらしい。

今日の様子は,タイにとって,とても大きな影響を持つことになるかもしれない。

中央の集会場所を排除された「デモ」グループは,完全に暴徒と化し,破壊行為に走っている。富の集まる場所,豊かな人の集まる場所を狙っている。そして,一般の市民は,これらの人間が恐ろしくて,身をひそめ,警察も機能しない。

タイにいれば,日本と比べて,どれだけ貧富の差が激しいか。決して,優秀な人間,努力をする人間にチャンスのない国ではないが,恵まれるものとそうでない者との差は大きいかと感じた。バンコクと地方,それもちょうど裕福なものと貧しいもののような差があった。それでも,タイ人の中には,決して豊かでなくとも,つつましく,優しく生きるという精神があったはずだ。
経済的に豊かになっていくなかでも,その精神は,「国の父」の導くお教えとして,タイ人を一つにするために,繰り返し説かれてきた。


しかし,今回の事態は,経済的に豊かになる中で,広がった貧富の差が,もう抑えきれないレベルになり,経済が発達しもう中進国とも言われるようになったタイが,依然として教育が行き渡らず,ルールも人の権利も尊重されない,社会的な発展が遅れたままの国であることを,明確に示してしまった。

近くで,怒りをあらわにしたタイ人を,同じタイ人が,もうなだめることも,制止することもできない。
少し豊かな人と,そうでない人はあまりにも違うタイ人になってしまったのではないか。
もう,精神に訴えても,きっとこの国は治まらない。

こんな様子を見ると,いままでのタイのから,「マイペンライの国だから,まあ,なんとなくうまくやっていくよ。」「タイだから,そう危ないことにはならないよ」 とはもう言えないくらい,タイにある歪が大きくなっていると思ってしまう。








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