タイに住んでみると

現在はタイを離れているので,タイに居た経験から考えたことなどを時々書いています。また,タイに行く機会があれば生の情報もアップしたいと思います。

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タイ訪問

新年も既に1月はすぎ,急用でタイに出かけてきた。

不本意な,残念な用件であり,知人の葬儀に参列するためだった。
タイで仕事をしていたときの指導学生であり,タイの大学で教える仕事仲間でもあった。

相談にくるとき,よくまだ小さな息子が一緒にやって来て,ちょろちょろしていた。
息子は,大事なお母さんに近づく不審な男をちょっと警戒して,見張りに来ていたらしい。
部屋にある物をいじって落ち着かない子供をあしらいながら,研究の相談をしていた。

彼女は私の専門としていた事ではない事で研究をしていたので,こちらが勉強になる事が多かった。
いわゆる富裕層,エリートの育ちではなく,汗水を惜しげ無くたらしながら実験を進める人は,実質的な社会階級のはっきりした東南アジアではなかなか出会えない。
そういう人が指導してほしいと来てくれて本当に幸運な事だった。

無事に学位を取得して,職場に戻ったのはまだ一昨年,そのあと去年の秋になり病気が見つかったが遅すぎた。

病気を知ったのはつい先週,あっと今に会う事もかなわなくなった。
葬儀に出ても,本人のためにはなるだろうか,とも迷ったが,日程の都合は付けられたし,少し変則的に福岡発とすれば航空券も見つかり,ともかく出かけた。

葬儀は,残された人たちのためのこと,出席する自分にとっても同じ事とはいえ参列してよかった。

少し,不謹慎な事を承知で言えば,お葬式でまたタイの事を少し教えてもらい,タイの人の暮らしや気持ちが少し見えた気がする。映画の場面を見ているような,その中に自分がいるような不思議な感覚の中で,自分や日本の暮らしについても考えたりして,最後にまた大きな事を教えてもらったように思う。


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