タイに住んでみると

現在はタイを離れているので,タイに居た経験から考えたことなどを時々書いています。また,タイに行く機会があれば生の情報もアップしたいと思います。

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中国の影

中国の影

オリンピックとチベット問題をはじめ,最近何かと話題の中心になる中国。タイにいてもその影がどんどん強くなっていることを感じる。タイの中華系人口は15%程度らしい。タイの場合いわゆるタイ族のタイ人と中華系タイ人が結婚して混じることも多いようで,はたして,この人口の割合をどうやって線引きして数えているのか分からないが,いずれにしても,中華系は多いといっても,少数派である。しかし,バンコクなどでは特に,その比率よりもはるかに,中華系の存在感が大きい。とくに高級デパートや外国人の多く出入りするようなところにいるタイ人は,色白で中華系の雰囲気がする人が多い。バンコクでの人口比率が大きいのだろうが,それに加えて裕福な家庭は中華系の割合が高いのだろう。

実際,よく言われるタイ人気質は,生粋タイ人には良く当てはまるが,中華系のタイ人には当てはまらないことが多いようだ。私の経験範囲でも,スタッフとして働いてもらった場合,勤勉,お金の管理に注意深く無駄を嫌う,相手にきちんと強い要求が出来る,という人は中華系のタイ人だった。でも,彼らはいわゆるタイ人的なのんびり間,きつい争いを避ける感覚も持っている。タイの政治,経済(とくに国レベル)は結局,人口では少数派であるはずの中華系が握っているということになるらしいが,自然な成り行きかも知れない。

そんなタイだから,今後中国の影響がますます強くなってくることは間違いないだろう。最近は初等教育で中国語を英語とともに必修で教えるようになったらしい。オリンピックの聖火リレーの前には,タイの外相がチベット暴動に対する中国政府の対応に支持しを表明し,聖火リレーを妨害した外国人は,国外退去を含めて厳重に処分すると発表した。
テレビで見たバンコクでのリレーは中国国旗ばかりが目立ち,少々異様な光景だった。

先日はタイの北部からラオスを抜けて中国まで続く自動車道が開通し,ラオスの首都ビエンチャンでは湿地を大規模に埋め立てて,中国交易のための街を造るらしい。もちろん中国の援助である。EU諸国がメコン川流域の持続発展には流域の自然資源,とくに湿地などの保全が欠かせないとして援助をしてきたが(もちろん,彼らにも彼らなりの利益への思惑があるはずだが),その努力も中国が後からきて簡単に踏み消せるようだ。

日本にとっても隣国の中国とはもちろん,いい関係を探していくべきと思うが,外国との付き合いは,ただのお人好しでは,簡単にそっぽを向かれてしまうだろう。







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