タイに住んでみると

現在はタイを離れているので,タイに居た経験から考えたことなどを時々書いています。また,タイに行く機会があれば生の情報もアップしたいと思います。

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タイの汚職度

こんな調査は,ちょっとおせっかいなのかもしれないが,あるNGOによる世界の公的機関の汚職度の調査の結果が発表されて,タイのニュースメディアでも報道された。日本語の情報誌にも載ったところによると,タイの汚職度は最も汚職が無い場合が10点満点として,3.5点だそうだ。ちなみに日本は7.3点。デンマークやスウェーデンは9.3点というので,案外日本にも汚職があるのだ,というのが第一の感想である。どんな形の汚職なのだろうか。

タイの3.5点は中国の3.6点と,インドの3.4点の間ということだが,まあ同じ程度ということだろう。どんな調査項目による評点なのか,詳しく報道されていないが,タイの点の低さは,妥当なところだろう。

政治家や公共事業,違法な事業の見逃しにかかわる,汚職事件や噂は耐えない。事件とならなくても,利益供与のありそうな公共事業や公共のキャンペーンも良く見かける。バンコクの新型バスの導入にもそのような疑惑があったが,つい最近,予算は承認された。
でも,またきっと後で,蒸し返されるだろう。

今回報道されたような汚職調査の対象範囲では無いかもしれないが,検察や司法にも,圧力がかかって判断が大きく変わっていそうな話はいくらでもある。政治家がしているような大きな利権がかかわる事件でなくても,もっと身近なところでも,このことは認識していなければいけない。

警察官の犯罪は,通常まともに捜査されないようである。つい昨日も,妻が浮気していると思い込んだ警官が勘違いでまったく関係ない男性を撃ち殺してしまったが,事件翌日に保釈されたという。警察官による犯罪でまともに捜査が行われない話は,一年で何件も報道されている。外国人が被害者の場合も珍しくない。

だから警察官に抵抗してはいけないのである。交通違反の言いがかりでも同様。私も恥ずかしながら,何度か警察官に小銭を渡してやり過ごした。明らかにこちらが違反したものもあるが(右折禁止を曲がってしまった),言いがかりとした考えられないものがある。そんな時は,相手の片言の英語と,こちらの片言のタイ語では,法律に則れば何が違反で,どんなペナルティーが科せられるべきなのか,はっきりさせようが無い。違反切符は全てタイ語で書かれているので,不利な形でチェックを入れられたら,罰金は膨れ上がり,警察署に行って罰金を払って,としていると半日くらいの時間もつぶされてしまう。こちら,怒りをあらわにすれば,相手は何時でも腰から拳銃を抜ける。
というわけで,いくらかの金で方をつけることになってしまう。もちろん,相手は
はじめからそのつもりである。

ときどき,タイの警察官の給料は安いが地位は高いと書いてあるが,どうだろうか。私には,他人の目から見た地位も決して高くないように思う。少なくとも,敬意を表される職ではなく,敵に回すと怖いし,味方につけておけば,何かの時には役に立つということで,いくらか大切にされているだけではないだろうか。タイの人の本音はなかなか,聞きだしにくいのだが,このあたりの話はまた,タイ人にも聞いてみたい。

なお,警察官に助けてもらったという話もあるので(お金にかかわらず),警察官がみな悪者という話では無いので,念のため。
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