タイに住んでみると

現在はタイを離れているので,タイに居た経験から考えたことなどを時々書いています。また,タイに行く機会があれば生の情報もアップしたいと思います。

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元首相逝く

タイの元首相が亡くなった。

元首相といっても、現在海外逃亡生活中の人ではなく、料理番組出演で失脚した人である。

バンコクで知事を務めた元首相には知事時代の公共事業に絡んで疑惑の噂が消えなかった。風見鶏の手腕をを発揮して首相にもなったが、成果無く、足をとられて首相の座を下ろされた。

その後はがんを患い、過去の人となりつつあった。それでも、時々過去の汚職事件疑惑、民主化運動に絡む疑惑が新聞記事にのることもあった。

しかし、亡くなった後の新聞の伝え方は、好意的なようである。

タイの人は負けて逃げた人を深追いして、徹底的に叩いたり、罪を追求することを好まないと聞く。これが、汚職事件のような犯罪にも当てはめられているようで、いつまで経ってもあまり大勢の変わらないタイ、ということにつながっているように思う。しかし、それはそれ。

亡くなった人に対してのやさしい気持ち、許す気持ちは、タイ人らしい心であると思う。

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フンセン・カンボジア首相

去年の今頃の自分のブログを覘いてみると、10月にはカンボジアとタイ国軍の間で小競り合いがあり、11月にはバンコクの空港占拠騒ぎで、不安定な政治情勢による問題の話が続いていた。
1年が過ぎた今の状況はどうだろう。さほど進展がないというか、変わっていないようである。昨年とは立場がどちらかというと逆転しているが、民主党主導の新政権はすでに、少し飽きられ、タクシン支持勢力の活動は続いている。

そして、去年もタイの政治情勢の混乱をみてチョッカイを出してきたカンボジアのフンセン首相が、またタイの政情をさらに不安定化させるべく仕掛けてきた。
タクシン元首相を自分の顧問として招へいし、タイの政権へ揺さぶりかけている。

本人も選挙の不正疑惑など、怪しい話はいくらでもあるようだが、国内の権力を掌握して、外国にも顔が利くようで、おそらく外国もカンボジアの国内を不安定化させるようなことを好まないので、当分権力の中心にいるだろう。

ちょうど日本へ行くようだが、日本もあまり気前よく援助を約束するばかりでなく、ASEANとのつながりを強くしたいなら、すこしフンセン首相の言動には牽制を入れておいてもよいのではないかと思う。

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タイ国鉄事故

タイ国鉄の南部路線で脱線事故が起き7人の死者が出た。ポイント付近にスピード・オーバーで突っ込んだのが原因らしい。バンコクと南部のトランを結ぶ電車で、リゾート地ホアヒンより少し南へ行ったあたりで起きた。この路線には何度も乗ったことがあり驚いた。

電車の旅が好きなので、タイの電車にも時々乗るのだが、古いディーゼル機関車に客車を見ていると、安全性に問題がありそうという気はする。今回は運転士が居眠り運転をしていた疑いがあるようだが、日本なら自動の減速装置があるはずのところだろう。

タイの地図を眺めるとわかるが、タイの鉄道路線は、なかなか良いルートを持っている。地方の主要な都市へはきれいに伸びた路線がある。ところが、電化も複線化も全く進んでいない。電車の再整備の前に、道路の整備が進み、人も物も輸送は車に依存するようになってしまったようだ。

すぐに倒れたサマック政権でただ一つ、掲げた政策で支持したかったのは、鉄道の再整備プロジェクトだった。バンコクでは電車、地下鉄の利便性は徐々に理解され、延長計画が進められ、空港への高架鉄道も年内に開通しそうである。しかし、近郊都市や地方を結ぶ鉄道は古く、そしておそらく危険なままである。この様子をみていると、地方に物、金をばらまいたタクシン政権の根強い支持があることもわかる気がする。

日本の協力でタイの鉄道の底上げをしたらどうだろう。地下鉄は円借款で資金を支援し、工事も日本の技術で建設したが、車両も運行システムはシーメンスになってしまった。高架鉄道も空港への新線も車両はドイツのシーメンスである。
日本の鉄道技術、車両をもっと売り込んでタイの鉄道再整備に協力したら、お互いにメリットは大きいと思うのだが。

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とりあえずは,落ち着いたバンコク

バンコクに戻ってきた。
要所の交差点には警備にあたる兵士の姿が目立つが,騒ぎは収まり落ち着いているようである。

連休のあいだに「カルチャーショック;タイ人」(河出書房新社)というタイ人と,西洋人(国籍は紹介されていない)の夫の共著で書かれた本(の和訳本)を読んでいた。

タイ社会の歴史も踏まえながら,タイのマナー,社会,人生観,信仰や暮らし方などが書かれていて,タイで暮らしていて感じることを整理してみるのにはなかなか面白く,助けにもなる。
著者は,基本的には郷に入れば郷に従え,という考え方で書いているので,企業で働く人のあり方などの話になると,それをいつまでも続けるのなら,外国の会社がタイで会社を続けることは難しい場合が多いのでは,と思ってしまった。

例えば,タイ人は社会,組織や人の関係の「表面的な調和」(表面的な,と入っているところがミソなのだが)を乱すことをともかく避けようとする。だから,人前や面と向かって,批判されることは非常に嫌がり,精神的な暴力とさえ思っている。だから,遠まわしに批判の意味を伝えたり(決して皮肉になってはいけない),表での対立を避けて,裏へ回って解決案を探ったりということになる。それに従うとなると,例えば会社や工場のシステムや,その人の何かが問題であるかが凡そ解っていても,それをハッキリと指摘して直ぐに直す,ということが出来なくなる。
そんなタイの中で,タイ的にやっていても続けられる,業種がタイで育てばよいということかもしれない。

ともかく,そんなことで,仕事で悩んできた外国人は無数にいるに違いない。

現在の政治の状況もこんな話と無縁では無いように思う。問題があることは解っているが,どこが問題かハッキリさせることを避けてきた。最も重要なのは,法律など表の規則で,解決をつけること(当然,問題点や責任の所在が明らかにされることになる)ではなく,社会の「表面的な調和」をいかに脅かさずに,解決をつけるかである。

そんな社会は,近代の西洋的な社会観からすれば,なんとも古い社会だろうが,ともかく,それがタイである。「カルチャーショック;タイ人」が出版されてから10年以上経っているので,古い慣習がかなり廃れてきているようだが,まだまだ,タイ人の根っこは変わっていないと感じた。

しかし,社会の色々なもの,取り巻く環境も変化して,ひずみはだんだんと大きくなってきている。

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シミラン:続き

富栄養化の兆し
富栄養化の兆し?

きれいなシミラン。
こちらは、まだまだ、きれいなシミラン。

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